スポンサーリンク

【読書】9月に読んだ3冊の本の紹介

モノ

Books, Library, Jrr Tolkien, Library Books, Education

こんにちは、尋(たずね)です。

皆さんは普段どのくらい本を読まれますか?

私は仕事の忙しさによって変動しますが、毎月2冊〜5冊くらい読みます。

かれこれ小学生の頃から本が好きで小説を中心に読書を続けています。

本を読むようになったきっかけが小学校の頃にあった「朝の10分間読書習慣」でした。

他の小学校であったかわかりませんが私が通っていた小学校では

登校したら、まず「朝の10分間読書習慣」が始まります。

その言葉通り、終了の校内放送があるまで10分間本を読むのですが、

これが私の中で習慣的に本読むきっかけとなりました。

小学生の頃は、那須正幹さんの「ズッコケ3人組」をよく読んでいました。

 

読書は文字を追いながら情景を想像することで、

その場所ではないどこかに行くことが出来る旅のようなものだと思います。

私はたくさんの本にさまざまなところへ連れていってもらいましたし

多くの先人方から知恵や発見を頂きました。

本を読むことで得た知識や学びは誰にも奪われない財産であると思います。

 

コロナウイルスによる自粛生活の中で家にいる機会が増えた昨今。

そして、「読書の秋」

本を読むにきっかけにはうってつけの機会なんじゃないかと思います。

そんな私は9月に読んだ3冊の本について本日は紹介してみたいと思います!

スポンサーリンク

①アゴタ・クリストフ 『悪童日記』

まず1冊目に紹介するのはアゴタ・クリストフの『悪童日記』です。

ハンガリー出身の女性作家アゴタ・クリストフが1986年に発表したデビュー作で

『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』の三部作の一作で彼女の代表作といわれる作品です。

双子の少年「ぼくら」が戦時下の田舎町で成長し自立していく様を描いており、

彼らがノートに書き付けた作文という形式で、即物的な文体を用いて描いています。

日記形式で物語が進んでいくため、1話完結型のエピソードが連なっているような構成になっており

どんどんとのめり込むように読むことが出来ました。

内容は戦争の悲惨さや暴力、強制収容、集団殺戮など、重いテーマを扱っていますが

日記形式の文章で淡々と「ぼくら」の目を通して、まっすぐ語られていきます。

双子の「ぼくら」は過酷で悲惨な環境を生き抜くために、狡猾で残虐なことを行う一方で

人間として慈悲深いことを、誰よりも実践していきます。

過酷な環境に置かれた「ぼくら」なりの倫理観で生き抜いていく様に逞しさを感じてしまいました。

読む人に衝撃を与える作品です。

②永松 茂久 『20代を無難に生きるな』

2冊目は、永松茂久さんの書いた『20代を無難に生きるな』です。

永松茂久さんは「人は話し方が9割」など「人生論」「リーダー論」「成功論」についての

著書を多く書かれており、人材育成や経営コンサルティング、居酒屋の経営まで

多岐に渡る活躍をされている方です。

『20代を無難に生きるな』では、そんな永松さん自身の経験を踏まえた

20代に向けた言葉が記されています。

私は現在26歳なのですが、今のタイミングで出会えて良かったと思える言葉や考え方が多く、

買って正解だったなと思える1冊でした。

「多くの同世代がやらないことをやれ」

チャレンジしている20代には失敗はなく、「成長」と「成功」しかない

「20代のうちに人生の師を一人でも見つけろ」

など

心に刻むべき言葉が多く、20代という限られた時間を周りに流されずに生きていこう。と

なんだか前向きな気持ちになりました。

私はこういった本を読むとしばらくはモチベーションが高く、意識をして過ごすのですが

時間の経過ともに徐々に忘れていく傾向があるので、いつでも手に取れるようにこの本をトイレに置いて

ふとした瞬間に1章でも読むようにしています!(意識、高いですかね汗)

③村上春樹 『村上T 僕の愛したTシャツたち』

3冊目は『村上T 僕の愛したTシャツたち』です。

この本は、雑誌「POPEYE」で連載されていた村上春樹さんのTシャツにまつわるエッセイと

村上春樹さんと野村訓市さんによるスペシャルインタビューをまとめた1冊です。

村上春樹さんの小説は好きでよく読むのですが、こういったゆるめのエッセイも大好物です。

また、尊敬している野村訓市さんとの対談も収録されているので発売日に買って

時間をかけて少しずつ大切に読みました。

決して高級ブランドでもなく、値がつくヴィンテージでもない。スリフトで1ドルとかで買ったTシャツとの

出会いとそれに紐づくエピソードは村上さんの「好き」が詰まっていて読んでいて癒やされてしまいます。

村上さんはジャズのレコードの収集家で知られていますが、Tシャツの収集もかなりのもので驚きました。

私は「レコード屋は楽しい」のエピソードが好きです。

日曜日の午後にのんびりしながら読みたい1冊です。

まとめ

9月は、小説に自己啓発、エッセイ集と幅広く読んだ月でした。

どの本も楽しく読むことのできる良書だと思います。

皆様も秋の夜長にいかがでしょうか?

読んだ本について皆様と感想を言い合えたりしたら楽しいだろうな、と妄想しています。

本日はこのへんで終わりたいと思います。

ではまた次の記事で!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました